近くの結婚式バンド・生演奏

披露宴で結婚式バンドや生演奏を入れることは、パーティーを一気に盛り上げ、ゲスト全員に特別な時間をプレゼントする最高の方法です。クラシックをしっとり奏でる弦楽四重奏から、思わず全員を立ち上がらせる迫力のブラスバンドまで——生演奏には、録音では味わえない“特別な高揚感”があります。

家族だけの少人数婚でも、ホテルでの華やかな披露宴でも、結婚式バンドや生演奏はいつだってゲストを魅了します。経験豊富なミュージシャンが、ふたりの好きな曲を自分たちのためだけに演奏してくれる——それ以上に会場の雰囲気をつくる方法はなかなかありません。選んだ音楽のジャンルがみんなの好みと少し違っていても、「目の前で生演奏してくれている」という事実だけで、きっと楽しんでもらえるはずです。

結婚式のエンターテインメントを決めるとき、多くのカップルがまず悩むのが「生演奏にするか、DJにするか」という点です。予算の都合で、残念ながら両方を入れられないこともあります。ただ、もしどちらもお願いできるなら、それはまさに理想的なプラン。というのも、この2つは結婚式の中で担う役割が少し違うからです。

披露宴では、結婚式バンドや生演奏のアーティストが、一般的にパーティーの前半を盛り上げる役割を担います。会場の空気を温め、これから始まる夜への期待感を高めてくれる存在です。その後にDJが登場し、お開きまでノンストップで音楽をつなぎながら、進行に合わせてさまざまな演出やイベントをサポートしていきます。

生演奏とDJを組み合わせることで、披露宴全体に動きとメリハリが生まれ、ゲストがダンスフロアで過ごす時間も自然と増えていきます。ただ、どちらか一方しか選べない場合で、「絶対に結婚式バンドは入れたい！」という方は、演奏だけでなく進行面でもサポートしてくれるバンドを選ぶのがおすすめです。

優秀なバンドリーダーや生演奏アーティストは、披露宴のタイムスケジュールをしっかりと把握し、進行役としても頼れる存在になってくれます。料理の準備が整ったタイミングをゲストに案内したり、乾杯やスピーチをアナウンスしたり、ファーストダンスなどの特別なシーンを印象的につないでくれます。また、時間が押しすぎないように配慮しつつ、外したくない大切な演出をきちんと進めてくれるのも心強いポイントです。

結婚式バンドや生演奏を選ぶときは、まず「どんな雰囲気の披露宴にしたいか」を考えてみてください。ドレスコードをブラックタイにしたような、落ち着いて上品な大人の夜にしたいのか。それとも、懐かしい90年代のヒット曲で、みんなが一晩中踊り明かすようなにぎやかなパーティーにしたいのか。

当日の雰囲気のイメージがはっきりしていれば、自然と選ぶべきバンドやアーティストの方向性も見えてきます。まずは理想のムードを固めてから、演奏者探しや問い合わせを始めるとスムーズです。

理想の結婚式バンドの中には、特定のジャンルにこだわらず、ある程度の範囲であればリクエストに柔軟に応えてくれるタイプもあります。そうしたバンドなら、ゲスト全員が楽しめる“オープンな空気”をつくりやすく、新郎新婦それぞれの「どうしても流したい1曲」もしっかり叶えてくれます。音楽の趣味がふたりで少し違っていても、お互いの好きな曲をバランスよく取り入れてもらえるのは、とても心強いポイントです。

バンドの人数も、雰囲気や予算に大きく関わる大切な要素です。メンバーが増えればその分ギャラも上がりますが、会場での存在感もぐっと増します。例えば、小さな披露宴会場に9人編成のブラスバンドが入ったらどう感じるか、一度イメージしてみてください。迫力がありすぎて圧迫感になってしまうこともあるかもしれません。逆に、天井の高い大きなボールルームに、ギタリストとボーカルの2人組だけだと、音が空間に負けてしまうこともあります。

大人数のバンドは、その分さまざまな楽器を組み合わせられるので、表現できる音楽の幅も広がります。いろいろな世代・好みのゲストが集まる結婚式では、多彩なジャンルに対応できるバンドはとても魅力的な選択肢になります。

結婚式の準備では、できるだけ多くの生演奏アーティストやバンドの中から、自分たちに合う1組を選べることが理想です。だからこそ、ウェディングプランニングアシスタントでは、ジャンルもスタイルもさまざまなミュージシャンを豊富に掲載しています。あなたの結婚式のタイムラインにぴったりはまる演奏者を探したり、その場ですぐに連絡を取ったりできるようにご用意しています。