結婚式の招待状への返信マナー|きちんとした返事の仕方、わかっていますか?
これまでに世界中の何万組ものカップルの理想の結婚式づくりをお手伝いしてきました!
結婚式の招待状にどう返信する?
私たちの経験から言うと、ゲストからの招待状の返事や結婚式サイトでのオンライン返信を待つ時間は、新郎新婦にとって本当にドキドキするものです。日が過ぎていくあいだ、「あの人は出席してくれるかな?」「返事はいつ来るかな?」と、いろいろなことが頭をよぎります。一方で、ゲスト側のプレッシャーはそれほど大きくありません。だからこそ、招待状を受け取ったらできるだけ早く返事をして、結婚を控えた友人や家族の不安を少しでも軽くしてあげることが大切です。もしかしたら、早く返信したおかげで、当日の席順がちょっと良くなるかもしれませんよ!
もし今、「招待状への返事の書き方」で悩んでいるなら、きっとお役に立てるはずのポイントを、いくつかまとめてご紹介します。
RSVPってどういう意味?
招待状で「RSVP」という表記を何度も目にしたことがあっても、その意味をきちんと説明できる人は意外と少ないかもしれません。簡単に言うと、RSVPは「お返事ください」という意味です。この略語はフランス語の“répondez, s’il vous plaît”(「ご返事ください」の意)を取ったもので、フランス語が由来です。もし英語のフレーズを略していたら“RP”のような表記になっていたはずなので、フランス語由来というのも納得ですね。
正式な招待状やメールにRSVP(=返信のお願い)が書かれているのは、できるだけ早く出欠の返事をしてもらうためです。結婚式はもちろん、バット・ミツバ、ベビーシャワーなど、どんなイベントでも同じこと。主催側は、準備のかなり早い段階で「何人くらい出席するのか」を把握しておく必要があります。最終的な出席人数によって、会場レイアウトや料理、引出物など、さまざまな手配が変わってくるからです。また、あなたと同伴者をどの席に座ってもらうか考える時間も必要です。だからこそ、RSVPにはできるだけ早く、丁寧に返信するのがマナーなのです。
オンライン招待状をはじめる
メールで招待状に返信する方法
どのような形で招待状に返信するときも大切なのは、「文章のトーン」をきちんと合わせることです。メールは手書きの手紙に比べてカジュアルになりやすく、そのぶん、書き方によっては失礼な印象になってしまうこともあります。メールで返信するときは、届いた招待状の雰囲気に合わせて文章の丁寧さを揃え、ふざけすぎたり、必要以上に砕けた表現にならないよう気をつけましょう。相手が親しい友人だからといって、何を書いてもよいわけではありません。
また、招待状に書かれている「返信の際に必要な情報」は、漏れなくきちんと含めるようにしましょう。特に自分たちの名前を書き忘れないよう要注意です。驚くかもしれませんが、名前がどこにも書かれていない返信メールは、実際によくあるのです。
出欠の予定がはっきりしているなら、招待状への返信はなるべく早く行いましょう。目安としては24時間以内がおすすめです。それ以上あけてしまうと、返信そのものをうっかり忘れてしまい、締切を過ぎても返事がなくて新郎新婦に催促される…ということになりかねません。
メッセージ(SMS・LINEなど)で返信する方法
一番手軽なのは、私たちのようなオンラインの返信システムを使う方法ですが、次に簡単なのがメッセージアプリでの返信です。スマートフォンからすぐに返事ができ、形式ばった書き方をあまり気にしなくてよいので、ゲストにとってはとてもラクな方法です。この方法を選ぶ新郎新婦の多くは、ゲスト情報を登録したSMSアプリなどを使い、まとめて返信を受け取れるようにしています。
こうしたメッセージ用のアプリは、ゲストに短い質問をいくつか送り、その回答をもとに出席者リストを作成していきます。そのため、返信するときは入力ミスに注意しましょう。誤字や選択ミスがあると、新郎新婦側で情報を修正しなければならなくなったり、最初からやり直しになる場合もあります。
イベントのオンライン招待状を設定する
PLANNING . WEDDING — は覚えやすく、とても簡単にお使いいただけます。
- 結婚式の招待状にどう返信する?
- RSVPってどういう意味?
- メールで招待状に返信する方法
- メッセージ(SMS・LINEなど)で返信する方法
- 郵送で招待状に返信する方法
- 結婚式サイトから返信する方法
- 結婚式の返信はがき・返信カードの書き方のコツ
- 「最高のゲスト」になるために
郵送で招待状に返信する方法
結婚式の招待状に郵送で返信する場合も、基本的な考え方はメールでの返信と同じです。つまり、返信文のスタイルや丁寧さは、届いた招待状の雰囲気に合わせるのがマナーです。多くの場合、新郎新婦があらかじめ印刷してくれた返信用カードが同封されており、必要事項を記入するだけでよいようになっています。名前と出欠の有無が基本ですが、カップルによっては、アレルギーや食事の希望などを記入する欄があることもあります。返信用カードには、宛名が印刷された封筒や、送り返し用の封筒が一緒に入っていることが多いので、記入が終わったらそのまま投函すればOKです。
もし受け取った招待状に、あらかじめ書式の決まった返信用カードが入っていない場合は、自分で文章を考えて手書き、またはパソコンで返信文を作成することになります。そのときは、招待状のデザインや文面のトーンをよく読み取り、それに合わせた書き方を心がけましょう。たとえば、ブラックタイ指定のようなとてもフォーマルなパーティーなら、三人称でかしこまった文体を使うのが一般的です。イメージしやすいよう、英語例ですが下にサンプルを載せておきます。
少し不思議な書き方に感じるかもしれませんが、このような形式で返信することで、より一層フォーマルで特別な雰囲気が生まれます。もちろん、すべての返信をここまで格式張る必要はなく、多くの場合はもっとカジュアルな文面で十分です。ブラックタイ指定ではない場合の例として、次のようなイメージになります。
本当は、どの結婚式にも全部出席できるのが理想ですが、現実にはどうしても予定が合わないこともあります。大切な人の結婚式に出席できない場合は、丁寧な言葉を選び、できれば行けない理由も一言そえておきましょう。カジュアルな断り方の一例を、下にご紹介します。
結婚式サイトから返信する方法
さまざまな返信方法の中でも、いちばん簡単で早く、しかも便利なのが「結婚式サイト」での返信です。私たちの返信ツールは結婚式サイト作成機能の中に組み込まれているので、新郎新婦は結婚式当日よりずっと前から、ゲストを自分たちの世界に招き入れることができます。ふたり専用のURLにアクセスするだけで、結婚式の最新情報をチェックしたり、前撮りやエンゲージメントフォトを眺めたり、質問をしたり答えたりすることができます。結婚式が終わったあとには、ゲストが撮影した写真をアップロードする場所としても使えるので、「7番テーブルがどれだけ盛り上がっていたか」を新郎新婦に見せるのにもぴったりです!
実際の返信の流れはとてもシンプルで、数分あれば完了します。どんな質問が表示されるかは新郎新婦次第ですが、回答フォーム自体は直感的でわかりやすいので、迷うことなく必要な情報を入力できます。フォームに記入して送信ボタンを押すと、招待してくれたカップルに自動でメールが届く仕組みになっているため、返信の管理がぐっとラクになり、郵便の到着を待つ必要もありません。
オリジナルのオンライン招待状をデザインする
結婚式の返信はがき・返信カードの書き方のコツ
はじめて結婚式の返信はがきや返信カードを書くときは、「これで合っているのかな?」と不安になるものです。ここでは、新郎新婦に喜ばれるためのちょっとしたコツをお伝えします。
返信が遅れそうなときは、必ず一言伝える
もし自分やパートナーの予定がまだはっきりせず、「1週間以内には返事ができない」という場合は、そのことを早めに伝えておきましょう。「まだ調整中です」とわかっているだけでも、新郎新婦は安心できますし、返事を催促しなければならない状況を避けられます。
返信カードにはひと言メッセージを添えて
返信カードは、必要な情報を同じ形式で集められる便利なツールですが、そのぶん事務的で味気なくなりがちです。そこで返信カードと一緒に、短い手書きのメッセージを添えてみてはいかがでしょうか。「結婚おめでとう」「当日をとても楽しみにしています」など、ふたりへのお祝いの気持ちや、結婚式へのワクワク感を一言添えるだけで、ぐっと温かい印象になります。
ほんのひと手間ですが、その心遣いはきっと相手にも伝わります。
指定された方法で返信する
返信はがきを郵送で返すように書かれていたり、メールでの返信をお願いされている場合は、必ずその指示に従いましょう。「LINEで新郎に送ればいいか」「インスタのDMで返事しよう」と自己判断してしまうと、返信が埋もれてしまったり、集計から漏れてしまうことがあります。新郎新婦が指定した方法には理由があるので、マナーとしても、きちんと従うのがベストです。
「最高のゲスト」になるために
自分で結婚式や大きなイベントを主催したことがないと、その準備がどれほど大変か、なかなか想像しづらいものです。招待状にきちんと期限内に返信し、マナーを守って対応することは、新郎新婦の負担を少しでも軽くしてあげる大切な協力のひとつです。ほんの小さな心がけですが、その優しさは、きっとあなたが自分の結婚式を開くときにも返ってくるはずです。
そして、いざ自分たちの結婚式準備を始めるときは、まずゲストリストと招待・出欠の管理から取りかかるのがおすすめです。直感的に使える結婚式サイト作成ツールと、オンライン招待状フォームをぜひお試しください。誰を招待しようか、ふたりの「結婚式リスト」を思い描くところからスタートしましょう。すべて無料で使えて、会員登録も不要です。さあ、今すぐはじめてみませんか?
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