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タイムラインのコツ&無料作成ツールで、ふたりだけの結婚式進行表を作ろう

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今どきスタイルの結婚式の流れをつくる、ストレスフリーなヒント

「結婚式って、実際どんな流れで進むの?」と疑問に思うのは、あなただけではありません。私たちはこれまで多くのカップルと準備の初期段階でお話ししてきましたが、「挙式の順番がまったくイメージできない」という声を本当によく耳にします。指輪交換が最後?それともキスが最後?誓いの言葉はいつ?たくさん結婚式に参列してきたはずなのに、意外と「順番」までは覚えていないものですよね。

でも心配はいりません。バージンロードを歩くタイミングから、入場の順番、結婚指輪を交換するタイミング、そしてファーストキスの瞬間まで、挙式の一連の流れをしっかり押さえたうえでご紹介します。すべてをわかりやすく解説しながら、無料の進行表作成ツールを使って、簡単に自分たちだけの結婚式の進行表を作る方法もお見せします。挙式だけでなく、結婚式当日全体のタイムラインを整える一番スムーズな方法です。

新郎新婦入場から退場までの順番がわかる結婚式の進行表

挙式タイムラインを作成する


PLANNING . WEDDING — は覚えやすく、とても簡単にお使いいただけます。

  • 今どきスタイルの結婚式の流れをつくる、ストレスフリーなヒント
  • なぜ結婚式の挙式進行表が必要なの?
  • 結婚式の挙式進行を考えるときのポイント
  • 結婚式当日の「スタート時間」を決める
  • 移動時間も必ずスケジュールに入れる
  • それぞれのイベントに「余裕時間」をプラスする
  • 「もしも」の時のバックアッププランはありますか?
  • 特別な儀式・文化的な演出・ふたりらしいアレンジも時間に組み込む
  • 入場・退場シーンの長さもきちんと把握する
  • 複数パターンの挙式タイムラインを作成する
  • 「予定外の幸せな瞬間」が生まれる余白も大切に
  • 結婚式挙式進行表のサンプル
  • 挙式前(プレセレモニー)
  • 伝統的な結婚式挙式の流れ
  • 挙式後(ポストセレモニー)
  • 結婚式当日のタイムライン作成、始めてみませんか?

なぜ結婚式の挙式進行表が必要なの?

結婚式準備を進めるうえで、私たちがおすすめしたいのは「結婚式当日まるごとのタイムライン」を作ることです。そうすることで、全体の段取りや時間配分がぐっとわかりやすくなり、やるべきことの抜け漏れも防げます。その中でも特に大切な挙式と披露宴については、より細かく記載した個別の進行表を用意しておくと安心です。

とはいえ、すべてを分単位で細かく決める必要はありません。大切なのは、ゲストが会場に到着した瞬間からどのような流れでイベントが進んでいくのか、全体像がわかるタイムラインをしっかり描いておくことです。

きちんとした進行の順番を組み立てておくと、挙式の準備がスムーズになるだけでなく、関わるすべての人のガイドにもなります。新郎新婦はもちろん、親族やブライズメイド・グルームズマン、各種スタッフが「いつ・どこに・何のために」いるべきかを共有できるので、時間が限られている結婚式当日には特に重要です。

たとえ伝統的な挙式の流れであっても、しっかりとタイムラインを組むことで、ゲストにとっての体験をより心地よいものにできます。一つひとつのシーンがどんな雰囲気になるのか、時間の流れに沿って事前にイメージできるからです。たとえば、ユニティセレモニーを入れたい場合や、友人代表スピーチや朗読など特別な演出を取り入れたい場合、「どこに入れると自然か」「ゲストが飽きずに楽しめるか」を考えやすくなります。進行表があれば、挙式全体の流れと盛り上がりを意識しながら、どのタイミングにどの演出を置くのがベストか判断しやすくなるのです。

大切なシーンがすべて整理された、伝統的な結婚式のタイムライン

結婚式の挙式進行を考えるときのポイント

結婚式のタイムラインを作る大切さがわかったところで、具体的にどのように組み立てていくかを見ていきましょう。

挙式前からカクテルタイムまで続く進行表のサンプル

結婚式の進行表を組み立てる


結婚式当日の「スタート時間」を決める

一見あたり前のようですが、「挙式全体のスタート時間」を決める前に、サンドセレモニーなど細かい演出の時間から考え始めてしまうカップルは意外と多いものです。細部にこだわるあまり、肝心の開始時間が曖昧なまま進んでしまうことも。まずは挙式を何時に始めるのかをしっかり決めてから、その前後に何をどう配置するかを考えていくと、全体がぐっと組み立てやすくなります。

ゲストに案内する挙式の開始時間は、実際のスタートよりも15〜30分ほど早めに設定しておくのがおすすめです。そうすることで、少し遅れて到着したゲストも落ち着いて席につけますし、挙式前の時間がバタバタしすぎるのを防げます。ゲスト同士が席に向かう途中で軽く挨拶を交わしたり、久しぶりの再会を楽しんだりする余裕も生まれ、案内役のスタッフも慌てずに対応できます。

屋外での挙式を夏場に予定している場合は、必ず「太陽の位置」と「暑さ」を考慮してスタート時間を決めましょう。炎天下の一番暑い時間帯に誓いを交わすことになってしまうと、せっかくのセレモニーもつらく感じてしまいます。少し気温の落ち着く時間帯、たとえばゴールデンアワー(夕方の柔らかな光の時間帯)に合わせてスケジュールを組めば、新郎新婦もゲストも快適に過ごせ、挙式全体がロマンチックな光に包まれます。

移動時間も必ずスケジュールに入れる

支度場所・挙式会場・パーティ会場がそれぞれ別の場所になる場合は、移動にかかる時間を必ずタイムラインに組み込みましょう。同じエリア内や同じリゾート内での移動であっても、「実際にどれくらい時間がかかるのか」を具体的に想定しておくことが大切です。

当日の進行をできるだけスムーズにするためには、ゲスト全員分の移動手段をあらかじめ用意しておくと安心です。リムジンやシャトルバスを手配したり、乗り合いできるよう事前に案内したりと、全員がまとまって移動できるようにしておくと、結婚式全体のスケジュールも乱れにくくなります。

それぞれのイベントに「余裕時間」をプラスする

少し残念なお知らせかもしれませんが、結婚式が予定どおりぴったり進行することは、実はそれほど多くありません。ただし、柔軟性のあるスケジュールを組んでおけば、多少のズレはまったく問題になりません。たとえば、ブライズメイドやグルームズマンが渋滞にはまってしまったり、集合写真の前に新婦のお父さまが迷子になってしまったり…そんな「よくあるハプニング」が起きる前提で考えておくと安心です。

遅れが出やすいシーンの前後には、あらかじめ余裕時間を多めにとっておきましょう。そうすることで、もし予定どおりに進まなかったとしても、一日全体のストレスはぐっと減ります。目安としては、それぞれのイベントの前後に15〜20分程度ゆとりを持たせておくと、深呼吸をして気持ちを整えられる時間にもなります。

誓いの言葉や指輪交換のタイミングがわかる挙式の流れ

「もしも」の時のバックアッププランはありますか?

屋外での挙式を予定していて、ウェディングプランナーや経験豊富な会場コーディネーターと一緒に準備を進めている場合、多くは雨天時の屋内スペースが確保されています。その際、屋内会場のセッティングにどれくらい時間がかかるのか、どこに何を配置するのかまで把握しているはずです。結婚式を日常的に行っている専門式場やホテルであれば、大きな問題になることは少ないでしょう。ただし、DIYタイプの会場や普段はイベントをあまり行っていないスペースを借りている場合は、自分たちでしっかりと「プランB」を用意しておく必要があります。

特別な儀式・文化的な演出・ふたりらしいアレンジも時間に組み込む

一般的な宗教色のない人前式やオリジナル挙式の場合、所要時間は20〜30分程度が目安です。正直なところ、このくらいの長さがゲストにとってもちょうどよいと言われています。30分を大きく超えてしまうと、ゲストがソワソワし始めたり、出口の方をつい目で追ってしまったりすることも…。だからこそ、挙式の一つひとつの要素にどれくらい時間がかかるのかを把握し、当日にダラダラと長引いてしまわないよう意識することが大切です。

特に、ユニティキャンドルなどのセレモニーや、ブライズメイドやグルームズマンによる朗読・スピーチなど、通常よりも演出を多く取り入れる場合は、時間配分の管理がとても重要になります。司式者(オフィシアント)に相談すれば、それぞれの演出にどれくらい時間を見ておくべきか、おおよその目安を教えてもらえるはずです。ただし、文化的・宗教的な儀式やこだわりの演出については、本番前に一度リハーサルをしておくのがおすすめです。実際に動いてみることで、正確な所要時間がわかり、当日の流れもイメージしやすくなります。

入場・退場シーンの長さもきちんと把握する

シンプルに言えば、入場(プロセッショナル)や退場(リセッショナル)に参加する人数が多ければ多いほど、それぞれのシーンにかかる時間も長くなります。特に入場シーンはフォーマルでゆっくりとした歩調になることが多いため、時間がかかりやすいパートです。

親族など近しい家族の入場時間を考えるときは、一人あたり30秒〜1分程度を目安にバージンロードを歩く時間を見込むとよいでしょう。リハーサルの際には、実際に全員に歩いてもらい、どのくらい時間がかかるかを計っておくのがおすすめです。ただし、本番になると緊張や高揚感で早歩きになったり、逆にゆっくりになったりすることもあるため、あくまで目安として考えておきましょう。

退場シーンは、入場に比べてテンポよく、軽やかな雰囲気になることがほとんどなので、厳密な時間管理はそこまで必要ありません。特別な演出を組み込む予定がない限りは、あまり神経質にならなくても大丈夫です。それでも、当日までにDJや音響スタッフと連携し、入場・退場それぞれの音楽のきっかけを決めておくと、よりスムーズで印象的なシーンになります。

複数パターンの挙式タイムラインを作成する

オンラインの結婚式タイムライン作成ツール(たとえば私たちの「ウェディング・プランニング・アシスタント」のようなツール)を使う最大のメリットは、数分で複数の進行表を作成できることです。これは、同じ一日のスケジュールでも、渡す相手によって内容の細かさを変えたいときにとても便利です。たとえば、新郎新婦と各種スタッフ用の挙式進行表は、かなり細かな指示や時間を入れた詳細版が理想的です。一方で、ブライズメイドやグルームズマンなど、結婚式に関わるメンバー用には、彼らに関係する部分がわかればよいので、もう少しシンプルな内容でも十分です。

さらに、ゲストに共有するタイムテーブルは、より簡潔なもので構いません。概要と大まかな時間帯がわかる程度にまとめて、結婚式のウェブサイトや招待状の中に掲載するとよいでしょう。

「予定外の幸せな瞬間」が生まれる余白も大切に

結婚式は、そこにいるすべての人にとって特別で感情的な一日です。そのため、進行表にも、ふと涙ぐんでしまう瞬間や、胸がいっぱいになって言葉が詰まってしまう時間を、あらかじめ織り込んでおくことが大切です。

たとえば、友人代表(メイド・オブ・オナー)が朗読の途中で気持ちを整える時間が必要になったり、フラワーガールのしぐさに会場中が笑顔になって、自然と拍手が起きたり…。そんな温かい一コマが生まれるのは、ごく自然なことです。タイムラインに少し余裕を持たせておけば、こうした「予定外の幸せな瞬間」が挙式全体の進行を大きく乱すことはありません。

もし自分自身の感情があふれすぎてしまうのを少し抑えたいと感じているなら、誓いの言葉を声に出して読む練習を、事前にしっかりとしておきましょう。そうすることで、自分のパートにどれくらい時間がかかるのかを把握できるだけでなく、言葉に慣れることで当日の涙を少しだけセーブする助けにもなります。

結婚式挙式進行表のサンプル

さあ、いよいよふたりの結婚式の流れを具体的に考えていきましょう。その前に、まずはサンプルを見てイメージを膨らませるのがおすすめです。どんな進行表になるのか全体像が見えてきたら、イベント進行表作成ツールにアクセスして、無料で自分たちのタイムラインづくりを始めてみてください。

ここでご紹介する挙式タイムラインの例は、16:00スタートの宗教色のない挙式を想定しています。実際の結婚式では、スタイルや演出によって大きく異なることも多いですが、進行表を作るうえでのひとつの出発点として参考にしてみてください。

挙式前(プレセレモニー)

15:30 会場オープン。案内スタッフや会場スタッフがゲストをお迎えし、挙式の雰囲気に合った音楽を流してムードを整えます。

15:45 司式者(オフィシアント)、新郎、グルームズマンが所定の位置にスタンバイ。

15:55 プランナーと会場スタッフが最終チェックを行い、挙式の準備が整っているかを確認します。

伝統的な結婚式挙式の流れ

16:00 挙式スタート(入場シーン)

  • 両家のご両親・祖父母が席へと進みます。
  • ブライズメイドとグルームズマンがペア、または順にバージンロードを歩きます。
  • メイド・オブ・オナーとベストマンが入場します。
  • リングベアラーとフラワーガールが入場します。
  • 新婦が父親(またはエスコート役)とともにバージンロードを進みます。

挙式タイムラインを作成する


16:10 司式者がゲストへ挨拶し、挙式の始まりを宣言します。

16:15 誓いの言葉を交わします。

16:25 結婚指輪の交換。

16:30 ファーストキス。

16:35 退場シーン。入場の逆順で進行し、新郎新婦が最初に退場します。

挙式後(ポストセレモニー)

16:40 ゲストをカクテルタイム(ウェルカムドリンクや歓談の時間)へご案内。

16:45 フォトグラファーが新郎新婦のポートレート撮影を行い、続いて親族や特別なゲストとの記念撮影を行います。

結婚式当日のタイムライン作成、始めてみませんか?

結婚式準備のどの段階にいるとしても、結婚式の進行表を作り始めるのに「早すぎる」ということはありません。あらかじめ時間の流れを決めておくことで、当日のパーティ全体に心地よいリズムを生み出しやすくなります。また、進行表を作る過程で、「このスタッフの手配を忘れていた」「このシーンの段取りがまだ決まっていなかった」など、大切なポイントに早めに気づくこともできます。

私たちの進行表作成ツールなら、必要に応じていくつでもプランを作成できます。数日にわたるイベントをまとめて管理したいときや、一部のイベントだけ細かく計画したいときにもぴったりです。

「ウェディング・プランニング・アシスタント」の進行表ツールは、直感的に操作できるシンプルな設計で、各項目やアイコンもすばやくカスタマイズ可能です。一目見ただけで、結婚式のどの部分に注意が必要かがわかるようになっています。挙式やカクテルタイムなど、特に重要だと感じるシーンをハイライト表示することもでき、そのオン・オフはワンクリックで切り替えられます。

披露宴の進行表づくりを直前まで先延ばしにせず、無料の結婚式進行表作成ツールを使って、今日から少しずつ計画を始めてみましょう。


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公開者

Andy Hammond

ウェディング業界で活動する、結婚式の専門家兼ライター

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