結婚式の招待状で、 理想のペーパーアイテムを叶えるための完全ガイド
これまでに世界中の何万組ものカップルの理想の結婚式づくりをお手伝いしてきました!
理想の結婚式招待状を選ぶには
結婚式の招待状は、日程や会場を伝えるだけのものではありません。ゲストが足を踏み入れる世界観を、ひと足先にのぞいてもらうための小さな窓であり、ふたりの個性やストーリーを語る小さなアート作品でもあります。そして、これから始まるお祝いへの期待感を高めてくれる大切な存在です。郵送する伝統的なペーパーアイテムを用意するにせよ、結婚式サイトを中心に案内するにせよ、結婚式の招待状を受け取ることの特別さは変わりません。
私たちが自分たちの結婚式準備を始めた頃は、返信用カードや招待状一式のことなど何もわからず、理解するまでにかなり時間がかかりました。いくつものサイトを渡り歩き、ノートパソコンにかじりついて招待状について調べ続け、ようやく必要な情報にたどり着いたのです。本当に大変な道のりでした。
この長くて遠回りな招待状探求の経験から、「これから準備を始めるカップルには、もっとわかりやすいガイドが必要だ」と考えるようになりました。そこで、招待状づくりを一歩ずつ進められるシンプルなステップと、オンライン招待のメリットをまとめたガイドを作成しました。とくに、結婚式サイト作成ツールなどの無料の結婚式準備ツールを活用すれば、時間もお金も大きく節約できます。オンラインでオリジナルの結婚式招待状をデザインでき、ゲストリストの管理や出欠の回答まで一括で行える、直感的で無料のツールです。
このガイドでは、私たちの「結婚式サイト作成ツール」について、そしてそれを紙の招待状と組み合わせて使う方法や、完全に置き換える使い方まで、詳しくご紹介していきます。
無料で結婚式の招待状を作る
結婚式招待状の完全ガイド
紙の招待状とデジタル招待状について、スタイルやマナー、招待状一式に何を含めるべきかまで、知っておきたいポイントをすべて解説します。あわせて、特定のテーマを深掘りした別ガイドへのリンクもご紹介します。
結婚式招待状の種類:デザインスタイルとテンプレート
結婚式招待状のデザインには、いくつか代表的なスタイルがあり、ほとんどの招待状は次のどれかのカテゴリーに当てはまります。
紙の結婚式招待状でとくに人気なのは、活版印刷、ラスティック(ナチュラル)、そしてエレガント/ミニマルなスタイルです。それぞれさらに細かなバリエーションがあり、詳しい特徴は結婚式招待状デザインアイデアガイドでご紹介しています。
PLANNING . WEDDING — は覚えやすく、とても簡単にお使いいただけます。
- 理想の結婚式招待状を選ぶには
- 結婚式招待状の完全ガイド
- 結婚式招待状の種類:デザインスタイルとテンプレート
- 伝統的な紙の結婚式招待状一式
- デジタル結婚式招待状
- デジタル招待状 vs 紙の結婚式招待状
- 結婚式招待状のスケジュールとマナー
- おすすめの結婚式招待状スケジュール
- 結婚式招待状マナーのポイント
- 予算にやさしい結婚式招待状の選び方
伝統的な紙の結婚式招待状一式
活版印刷風の招待状は、格式高くかしこまった雰囲気の結婚式と相性がよく、凹凸のある文字の手触りがペーパーアイテムや封筒の魅力を引き立てます。一般的に厚手のカード紙に印刷され、文字部分がエンボス加工されるため、手に取ったときの高級感が格別です。
一方で、ラスティックな結婚式招待状は、より軽めの紙を使い、遊び心のあるフォントやカリグラフィー、水彩画風のイラストなどを取り入れることが多いスタイルです。
エレガントな結婚式招待状は、テイストが偏りすぎないため、ナチュラルにもモダンにも合わせやすいのが特徴です。シンプルなデザインの中に、先ほどの2つのスタイルの要素――たとえばイラストなど――をさりげなく取り入れているものも多く、とくに海外やリゾートでの結婚式招待状でよく見られます。
伝統的な結婚式招待状一式には、メインの招待状、返信用カード、各種インフォメーションカードなどが含まれ、内封筒と外封筒の2重封筒にまとめるのが一般的です。どちらの封筒にも宛名を書きますが、住所などの詳細は外封筒に記載します。
デジタル結婚式招待状
私たちの結婚式サイト作成ツールには、デザインのスタートに便利なテンプレートを多数ご用意しています。これらのテンプレートは、先ほどご紹介した主要な招待状スタイルをベースにしており、短時間で簡単にカスタマイズ可能です。フォーマルなホテルウェディングから、カジュアルでラスティックなパーティーまで、テーマに合わせて自在にアレンジできます。
結婚式サイトをデジタル招待状として使う最大の魅力は、結婚式の準備が進むのと同じように、サイトも一緒に育てていけることです。とくに、準備の初期段階で細かな内容がまだ決まっていない場合には大きなメリットになります。オンライン上のスペースなら、無理に早い段階でテイストを決めてしまう必要がなく、決定に合わせて少しずつ内容を変えていけます。テンプレート自体も、気分や方針が変わったらいつでも変更可能です。
デジタル結婚式招待状の作り方とメリットについて、さらに詳しくチェックしてみてください。
デジタル招待状 vs 紙の結婚式招待状
紙の招待状とデジタル招待状のイメージがつかめてきたところで、それぞれを比較してみましょう。
費用
紙の結婚式招待状の費用は、紙の厚さや質感、印刷方法の複雑さ、グラフィックデザイナーに一からデザインを依頼するかどうかなどによって大きく変わります。Canvaを使って無料テンプレートをアレンジしたり、Etsyで比較的安価な招待状テンプレートを購入したりすれば、デザイン費用を抑えることはできますが、印刷・封入・郵送にかかるコストは意外と高くつくものです。
私たちの結婚式サイト作成ツールなら、郵送の代わりになる完全無料の招待方法が実現します。ふたりだけの特別なオンライン空間に、結婚式の大切な情報をすべてまとめることができるのです。前撮り写真や動画、当日までのカウントダウンを掲載したり、ギフトリストや宿泊・交通の案内ページへのリンクをまとめたハブとして使ったりすることも可能。さらに、ゲストが出欠を回答する場所としても機能します。しかも、まだまだたくさんの機能が詰まっています。
しかも、これらはすべて無料で、余計な条件は一切ありません。
手間とスケジュール
これまで多くのカップルから、国内外への郵送が遅れたことでスケジュール全体に影響が出てしまったという声を聞いてきました。招待状のデザイン・印刷・宛名書きに思った以上の時間がかかり、その結果、全体の準備スケジュールがぎりぎりになってしまうことも少なくありません。
デジタル招待状や結婚式サイトなら、こうした郵送にまつわる手間の多くを解消できます。メールやSMS、場合によってはAirDropなどで一斉送信できるため、ゲスト全員に招待状と追加情報をほぼ同時に届けることができるのです。
結婚式サイトのデザインは、ふたりのペースで進められるのも大きな魅力です。準備スケジュールの中でどれくらいの時間を招待状に割くか、自分たちでコントロールできます。業者からの最終確定を待っている間も、サイトの文章や写真を整えたり、決まり次第すぐに更新したりできるので、とても心強い味方になります。
紙の招待状を印刷する場合でも、私たちのツールで同じ内容の無料オンライン版を作成しておけば、海外ゲストへの案内がぐっと楽になります。郵送代を節約できるうえ、招待状をすぐに届けられるからです。
環境への配慮
招待状一式と、後日のサンキューカードまで紙で郵送することは、とても素敵で記念に残る贈り物ですが、その分、環境への負荷もかかります。多くの紙を使い、ときには地球の反対側まで郵送することもあるでしょう。そして挙式後には、規模は小さいとはいえ、再びサンキューカードを印刷・郵送することになります。
デジタル結婚式招待状なら、この環境負荷をほぼゼロに近づけることができ、結婚式全体が地球に与える影響のバランスをとる助けにもなります。
ゲストの体験
とはいえ、紙の結婚式招待状を手に取る喜びは、やはり特別なものです。これから始まる結婚式についての情報が一式そろった封筒がポストに届く体験は、多くのゲストにとって大切な思い出になり、長く大事にとっておきたくなるものです。
デジタル招待状は、郵送で届くフォーマルな紙の招待状そのものの体験を完全に再現することはできませんが、その代わりに、より多くの情報とインタラクティブな仕掛けを提供できます。ゲストは、ふたりの写真ギャラリーを眺めたり、サイト用に撮影した動画を見たり、詳細情報へのリンクをクリックしながら、結婚式当日についてじっくり知ることができます。さらに、結婚式の準備が進むにつれてサイトの内容も更新され、予定変更などにもリアルタイムで対応可能です。これは、紙の招待状にはない大きなメリットです。
結婚式サイトは、挙式が終わったあともふたりのものとして残り、当日の写真を新郎新婦やゲスト、カメラマンがアップロードして、1日の思い出を振り返るアルバムのような場所にもなります。そこに、ふたりからゲストへの感謝のメッセージを添えれば、ずっと残しておきたい記念ページになるでしょう。
自分たちの結婚式にはどちらが合っているのか迷っているなら、デジタル招待状と紙の招待状それぞれのメリット・デメリットを詳しく解説したガイドもあわせてご覧ください。
結婚式サイトのデザインを始める
結婚式招待状のスケジュールとマナー
「自分たちらしさを大切にしたいから、マナーは気にせず自由に招待状を作りたい」と考える方も多いかもしれません。ただ、まったくルールを無視してしまうと、ゲストにとって大きな負担になってしまうことも。デジタルのセーブ・ザ・デートを使ったり、カジュアルな文章にしたりと、伝統をアレンジすること自体は大歓迎ですが、基本的な要素と送付時期の目安は押さえておくのがおすすめです。そうすることで、ゲストが迷わず、安心して当日を迎えられるようになります。
正しい結婚式招待状のマナーと送付時期については、専用ガイドで詳しくご紹介しています。
おすすめの結婚式招待状スケジュール
セーブ・ザ・デート(結婚式の日程お知らせカード)
地元や国内での結婚式を想定すると、セーブ・ザ・デートは本番の6〜8か月前に送るのが目安です。日程とエリアを早めに知らせてゲストのスケジュールを確保してもらうことが大切ですが、早すぎて忘れられてしまわないタイミングを狙いましょう。
正式な招待状または結婚式サイトの公開
紙の招待状にする場合も、デジタル招待状にする場合も、結婚式の詳細をゲストに伝えるのは3か月前を目安にすると安心です。ゲストによっては、出欠の連絡や宿泊・交通手配に最大4か月ほど必要な場合もあることを念頭に置いておきましょう。
出欠回答(RSVP)の締切
出欠の締切日は、必ずはっきりと明記しておきましょう。会場やケータリング業者は、かなり前の段階で最終人数の連絡を必要とするからです。おすすめは、締切を結婚式の1か月前に設定すること。そうすれば、締切後に連絡がないゲストに確認をとる時間も確保できます。また、「いつも返事が遅めの人」には、結婚式の6〜8週間前くらいからさりげなく声をかけ始めると安心です。
出欠の連絡が遅れないか心配な場合は、私たちのようなオンライン出欠フォームを活用してみてください。無料アプリなら、ゲストが回答したタイミングでメール通知が届き、プロ仕様のゲストリスト管理ツール上で出欠状況をすぐに確認できます。デジタル出欠があるからといって、すべてのゲストが締切を守るとは言い切れませんが、スマートフォンからすぐに回答できるため、返信のハードルをぐっと下げてくれます。
結婚式招待状マナーのポイント
- 伝統的な紙の結婚式招待状の宛名書きでは、「山田 太郎様」「山田 太郎・花子様」など、ゲストのフルネームを丁寧に書くのが基本です。もちろん、カジュアルな呼び方を好む相手だとわかっている場合は、それに合わせてもかまいません。
- 封筒の宛名は自分たちで手書きにしたり、字がきれいな友人にお願いしたりすると、ぐっと温かみが増します。ペーパーアイテム全体の印象を左右する、大事なひと手間です。
- 招待状や同封カードに記載する情報は、できるだけ簡潔にまとめましょう。1枚に情報を詰め込みすぎる代わりに、結婚式サイトのURLを記載して、詳細はそちらでじっくり読んでもらうスタイルがおすすめです。
招待状を「完璧なタイミング」で「抜かりなく」送るためのコツは、結婚式招待状マナーガイドで詳しく解説しています。
招待状づくりをスタート
予算にやさしい結婚式招待状の選び方
正直なところ、紙の結婚式招待状を一式そろえるのは決して安くありません。紙や印刷の費用に驚いた、というカップルもたくさん見てきました。ただ、見た目のクオリティを落とさずに、賢くコストを抑える方法はいくつもあります。
紙とデジタルを上手に組み合わせる
セーブ・ザ・デートだけは上質な紙に印刷して郵送し、そのカードに無料の結婚式サイトのURLを記載する方法もおすすめです。正式な案内は結婚式サイトをメインの招待状として使えば、ペーパーアイテム全体の予算を大きく抑えられます。少しだけ紙のアイテムを取り入れつつ、詳細はオンライン招待状で伝えることで、ゲストには旅の始まりとなる記念のカードを手元に残してもらいながら、結婚式サイトならではの豊富な情報とインタラクションも楽しんでもらえます。
ふたりにとって何が一番大事?
私たちがいつもお伝えしているのは、「結婚式の主役はふたり。周りの意見より、お互いの気持ちを大切にしてほしい」ということです。もし、紙のペーパーアイテムの費用を抑えて、その分をQRコードでメニュー表を表示するスタイルにしたいなら、ぜひそうしてください。高品質な式次第や席札に予算をかけることで、本当に呼びたいバンドやキッチンカーをあきらめなければならないのなら、無理に紙にこだわる必要はありません。
ふたりが心から大切にしたいと感じるポイントや、こだわりたいアイテム・演出を優先し、そのための予算づくりに私たちの無料ツールを役立ててください。
印刷方法はデジタル印刷を選ぶ
箔押しや活版印刷は、仕上がりがとても美しく人気ですが、その分コストも高くなります。少なくとも、ペーパーアイテムの大部分はシンプルなデジタル印刷にするだけでも、かなり予算を抑えることができます。
ペーパーアイテムの費用を賢くコントロールして、結婚式全体の予算を上手に抑えるコツは、お手頃な結婚式招待状ガイドで詳しく解説しています。ステーショナリーで予算オーバーしないためのプロならではのヒントをぜひチェックしてください。
結婚式招待状の総合ガイド
オンラインのウェディング・プランニング・アシスタントなら、美しい結婚式の招待状作成からゲストリスト管理、招待状の送付まで、必要な機能がすべて無料でお使いいただけます。
私たちは世界中で結婚式の準備をサポートしています。ソフトウェアをあらゆる言語でご利用いただけるよう取り組んでおり、現在は次の言語に対応しています。



