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細部まで考え抜かれた 
結婚式タイムライン

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当日の動きを一つひとつ書き出した結婚式タイムラインを作っておくことは、できるだけストレスの少ない一日を叶えるいちばんの近道です。

イベントづくりにおいて「時間」はすべての基本です。大きなパーティーにはたくさんの要素が関わり、そのタイミングがずれると全体がちぐはぐで流れの悪い一日になってしまいます。結婚式も同じ。挙式や披露宴の前に結婚式当日のタイムラインを作成しておくことは、結婚式準備のプロセスの中でもとても重要なステップであり、できるだけ早い段階で作成し、共有しておくべきものです。

「私たちはリラックスした雰囲気のパーティーにしたいから」と、あえて結婚式当日のタイムラインを作らず、流れに身を任せるスタイルを選びたくなるかもしれません。でも、そのやり方だとあっという間に混乱を招いてしまいます。いつ・誰が・何をするのかが分からず、スタッフもゲストも戸惑い、どんなにおおらかなゲストでも、だんだんとフラストレーションを感じてしまうでしょう。

一見「何も決めていないようで、肩の力が抜けている」結婚式ほど、実は綿密にスケジュールが組まれているものです。ファーストルックからラストダンスまで、会場と各スタッフが、きちんと計算された結婚式当日のタイムラインに沿って動いているからこそ、「自然体の披露宴」に見えつつも、ゲストは安心して楽しめるのです。まさに職人技と言えます。

結婚式当日の詳細なタイムラインと、重要なイベントが強調されたグラフィック

「何から手をつければいいか分からない…」という方も心配はいりません。ここでは、理想的な結婚式当日のタイムラインを作るために知っておきたいポイントをすべてご紹介します。そして、私たちのインタラクティブな結婚式行程表ツールを使えば、あなたのタイムラインがどれほど簡単に、そしてスムーズに形になるかもお見せします。


タイムライン作成をスタート



結婚式当日のタイムラインとは?

ウェディングプランナーと一緒に準備を進めている場合、多くはプランナーが結婚式タイムラインを作成してくれます。でも、プランナーがいない場合、「何をどこまで書けばいいのか」「どの程度細かく決めるべきなのか」「そもそも結婚式タイムラインって何?」と迷ってしまうことも多いはず。

基本的に、結婚式のタイムライン(行程表)は、当日に行う大きなイベントから細かなシーンまでをすべて書き出し、それぞれに関わるスタッフやゲスト、納品物などを整理したものです。例えば、結婚式当日のタイムラインの最初の項目のひとつは、おそらく「支度(ヘアメイク・着替え)」でしょう。ヘアメイクはプロにお願いする場合もあれば、自分たちで行うこともありますが、どちらにしてもとても大切な時間です。この時間がきちんと計画されていないと、その後の予定がどんどん押してしまい、イベント同士が重なって混乱の元になってしまいます。

理想の結婚式タイムラインをステップごとに解説したインフォグラフィック

自分たちと担当スタッフの「支度時間」をしっかり確保することは、一日の流れをスムーズにするうえでとても重要です。ここにどれくらいの時間を割くか、そしてその後の各セクションにどのくらい時間を配分するかも大切なポイント。余裕を取りすぎると場の空気がだれてしまい、逆に時間が足りないとイベント同士が押し合って、あっという間にストレスフルな一日になってしまいます。

「各シーンにどのくらい時間をかければいいか分からない」という方もご安心ください。私たちの結婚式当日のサンプルタイムラインでは、一日のすべてのイベントに対して目安の所要時間を記載しています。さらに、このあと理想的な結婚式行程表がどのような構成になっているべきかも、順を追ってご説明します。

一般的な結婚式当日のタイムラインの長さは?

結婚式のスケジュールの長さは、スタイルや取り入れる演出・習慣によって大きく変わります。一般的な欧米スタイルの結婚式の場合、挙式・カクテルアワー・披露宴を合わせて、おおよそ5〜6時間程度が目安です。文字で見ると「たった5時間で全部できるの?」と感じるかもしれませんが、実際には6時間を超えると、ゲストの体感としては少し長く感じられることも多いものです。

ゲストには、貴重な一日をあなたたちのために空けて来てもらうことになります。そのうえで、長くなりすぎて中だるみしてしまうのは避けたいところですよね。挙式会場と披露宴会場が別の場合は、移動時間も一日の長さや雰囲気に影響します。どのくらいの距離を移動してもらうのかによっても、全体の印象は変わってきます。

もちろん、ここでお話ししているのは主に欧米式の話です。例えばインドの結婚式は、数日にわたってさまざまな儀式やパーティーが続くことも珍しくありません。ポーランドの結婚式も、週末を通してお祝いすることが多く、新郎新婦が結婚の誓いを交わしたあとも、ゲストは喜んでお祝いを続けます。

挙式と披露宴のイベントを含む、結婚式当日の総合的なスケジュール図

海外挙式(デスティネーションウエディング)を計画している場合も、挙式前後の日程を通してゲストと一緒に過ごす時間が生まれます。多くのゲストは挙式当日の数日前から現地入りし、披露宴の翌日にすぐ帰国するとは限りません。新しい門出を、ゆっくりと一緒に楽しむ時間が加わるのです。


結婚式タイムラインを作り始める


PLANNING . WEDDING — は覚えやすく、とても簡単にお使いいただけます。

理想のサンプル結婚式タイムライン

無料の結婚式行程表ビルダーで当日のタイムライン作成を始める前に、まずは「何を入れておくべきか」を整理しておきましょう。ここでは一日の各パートごとに、押さえておきたいポイントをご紹介します。

私たちのツールで用意しているサンプルの結婚式当日スケジュールでは、朝8:00の支度開始から始まり、22:30のおひらき(退場)で締めくくられています。このガイドでも、分かりやすさのためにこの仮のスケジュールに沿ってご説明します。ただし、あなたの結婚式がこの時間枠に収まらなくても、まったく問題ありません。結婚式は一組ごとに違うもの。このタイムラインはあくまで一例で、「自分たちの一日」を組み立てるためのヒントと考えてください。

私たちの結婚式行程表ビルダーはとても柔軟に作られており、イベントの順番を入れ替えたり、時間を自由に変更したりと、あなたのスケジュールに合わせて簡単にカスタマイズできます。

一日の主要なイベントを盛り込んだしっかりした結婚式タイムラインのテンプレートができあがると、挙式が近づくにつれて「ちょっとしたシーン」も自然とその中に収まっていきます。当日の全体像や細部までをイメージしやすくなり、心の準備もぐっとしやすくなるでしょう。

  • 8:00 — 起床
  • 8:30 — 朝食
  • 9:00 — 会場にスタッフ・プランナー到着
  • 9:10 — ヘアメイク開始
  • 11:30 — 着替え
  • 12:00 — ランチ
  • 13:00 — フォトグラファー到着
  • 13:30 — ディテール撮影
  • 14:00 — 新婦・ブライズメイド用のブーケなどが到着
  • 14:30 — 新婦、最終仕上げ
  • 15:00 — ファーストルック撮影
  • 15:30 — ケータリング到着・セッティング開始
  • 15:30 — VIP&家族写真
  • 16:30 — 挙式会場にゲスト到着&BGMスタート
  • 17:00 — 挙式スタート!
  • 17:15 — 披露宴の余興・演出スタッフ到着
  • 17:30 — カクテルアワー
  • 18:00 — 披露宴会場の撮影
  • 18:20 — ふたりだけの時間を少しだけ
  • 18:30 — ゲストを披露宴会場へご案内

8:00 — 起床

前日はしっかり眠れましたか?いよいよ特別な一日のスタートです。朝はできるだけ余裕を持って起きて、ゆっくり目を覚まし、心と体を整える時間を確保しましょう。

8:30 — 朝食

普段は朝食をあまり食べない方でも、結婚式当日の朝だけは何か口にしておきましょう。前日のうちに用意したシリアルやフルーツでも、ホテルの朝食会場でのしっかりめの食事でも構いません。きちんと食べておくことで、この後の長い一日を元気に乗り切れます。朝食を抜いてしまうと、時間が経つにつれて体がだるくなり、シャンパンを1〜2杯飲んだだけで気分が悪くなってしまうこともあります。

カスタマイズ可能なイベント枠がある、結婚式当日のタイムラインイラスト

緊張や不安が強いと、なかなか食べられない方もいると思いますが、少しでもいいので何か口にすることを意識してみてください。


タイムライン作成をスタート


9:00 — 会場にスタッフ・プランナー到着

ウェディングプランナーや当日コーディネーターがいる場合、あなたの代わりに多くの業者との連携を取ってくれます。それでも、当日のどこかで一度は連絡を取り合うか、もしくは家族や友人に連絡係をお願いしておくと安心です。

朝の支度から夜のパーティーまで、結婚式当日を時系列で示したイメージ画像

外部のコーディネーターがいない場合は、結婚式のメンバーの中から一人、業者チェック担当を決めておきましょう。サービス内容にもよりますが、多くの業者は朝の早い時間帯に到着するはずです。時間どおりに来ていない業者がいれば、すぐに到着予定時刻を確認し、ほかの業者の準備に支障が出ないよう調整してもらう必要があります。

9:10 — ヘアメイク開始

そろそろブライズメイドやご家族を集めて、ヘアメイクの時間です。好きな音楽を流して気分を盛り上げ、特別なローブなどに着替えて、ヘアメイクチームを迎え入れましょう。

理想的な結婚式当日のスケジュールに必要な要素をまとめたフローチャート

人数が多ければ多いほど、ヘアメイクにかかる時間も長くなります。目安としては3時間あれば十分なことが多いですが、実際にどのくらい時間が必要かは、事前に担当のヘアメイクさんと相談しておきましょう。経験豊富なプロなら、人数やスタイルに合わせた現実的な時間を提案してくれます。

結婚式タイムラインを作り始める


11:30 — 着替え

ヘアメイクが早めに終わったメンバーから順に支度を始めている場合もあると思いますが、全員がドレスや衣装に着替える時間は、あらかじめ区切っておくのがおすすめです。というのも、当日になってからドレスやタキシードに微調整が必要になることも多く、そうした「ちょっとした直し」のための時間も見込んでおく必要があるからです。また、フォトグラファーが到着する前(もしくは到着してすぐ)には、全員が撮影できる状態になっていると安心です。

結婚式当日のあらゆる瞬間を効率よく計画できる詳細タイムライングラフィック

12:00 — ランチ

このランチタイムは、ブライズメイドや家族、結婚式メンバーと少しだけ落ち着いて過ごせる貴重な時間です。本番前の慌ただしさが本格化する前に、ほっと一息つきましょう。ケータリングや会場に事前予約しておき、当日に考えることをひとつ減らしておくと安心です。ドレスや衣装にシミがつきやすいメニューは避け、午後からのエネルギー源になるものを選びましょう。

ここでも「緊張で食欲がない」と感じるかもしれませんが、周りの家族や友人の「ちゃんと食べておいてね」という言葉には、ぜひ耳を傾けてください。



タイムライン作成をスタート


13:00 — フォトグラファー到着

フォトグラファーの料金プランは、撮影時間の長さで決まっていることがほとんどです。スタンダードなプランは8時間前後が一般的ですが、撮影してほしいシーンが限られている場合は、もっと短いプランを選ぶこともできます。

「支度シーン(Getting Ready)」は、アルバムの中でも特に人気の高いショットです。当日の雰囲気やワクワク感がよく伝わり、何より新郎新婦が一番きれいな状態をしっかり残せる時間でもあります。どのプランにするか迷ったら、このシーンを撮るかどうかも基準にしてみてください。

さまざまなイベント時間とアクティビティを表示する、インタラクティブな結婚式当日タイムラインツール

多くのウェディングフォトグラファーは、アシスタントやサブカメラマンとチームで動きます。特に挙式前は新郎新婦が別々に支度をすることが多いため、二人体制だと撮り逃しが少なく安心です。

13:30 — ディテール撮影

招待状や席札、メニュー表、装飾小物など、挙式・披露宴のためにこだわって選んだペーパーアイテムやディテールは、ぜひ写真にも残しておきたいものです。家族から受け継いだ品や、思い出の写真など「一緒に撮ってほしい特別なアイテム」があれば、結婚式準備の段階であらかじめまとめておき、フォトグラファーに渡せるようにしておきましょう。

新郎新婦が特別な一日を整理しやすくする、結婚式当日のアジェンダビジュアル

14:00 — 新婦・ブライズメイド用のブーケなどが到着

この頃には、ブライズメイドやご家族も一通り支度が整い、写真撮影ができる状態になっているはずです。ここで重要な仕上げになるのが、ブーケや髪飾り、グルームズマン用のブートニアなどの生花アイテム。多くの場合、フローリストは挙式会場(場合によっては披露宴会場にも)すべての花を届けます。個人用の花は、どの会場で支度をしているかに合わせて受け取りに行く、もしくは届けてもらう段取りを決めておきましょう。

結婚式当日のイベントをわかりやすく整理した、色分けされたタイムライン表

14:30 — 新婦、最終仕上げ

新婦は当日の主役でもあるため、最後に支度が整うことが多いですが、ドレスやアクセサリーを身につけるタイミングをギリギリまで遅らせるのはおすすめしません。実際には、当日になってから小さなトラブルや微調整が発生することも多く、時間に余裕さえあれば大抵は問題なく対処できます。

また、コルセットやビスチェタイプのドレスは、きれいに締め上げるのに意外と時間がかかります。お手伝いしてくれる方も、事前に何度か練習しているとは限りません。焦らず丁寧に仕上げてもらえるよう、十分な時間を確保しておきましょう。

15:00 — ファーストルック撮影

挙式前に新郎新婦が会う「ファーストルック」は、欧米では人気の演出ですが、「当日までお互いの姿を見ない」という伝統を大切にしたいカップルもいます。どちらを選ぶにしても、ファーストルックはとてもドラマチックで、素敵な写真が残せる時間です。

挙式前は、見た目も気持ちも一番フレッシュで、感情も高まりやすい時間帯。ここでふたりの姿をしっかり残しておくのはとてもおすすめです。「時間がかかって挙式が押してしまうのでは」と心配される方もいますが、経験豊富なフォトグラファーと事前に打ち合わせをしておけば、カップルフォトまで含めても15分程度で十分撮影できます。

15:30 — ケータリング到着・セッティング開始

ケータリングのセッティング時間は、当日のメニュー内容によって変わります。例えば、温かい料理や、手の込んだフィンガーフードをカクテルアワーで提供する場合は、軽いおつまみだけを出す場合よりも早めの到着が必要です。また、ゲストの人数が多いほど仕込みやセッティングに時間がかかるので、その分も考慮して到着時間を決めてもらいましょう。

15:30 — VIP&家族写真

親族やごく近い友人との集合写真は、挙式後にまとめて撮るよりも、挙式前にできるだけ撮影しておくことをおすすめします。挙式後の方が自然な流れに思えるかもしれませんが、少し早めに来てもらってこの時間に撮影しておくと、披露宴のタイムラインにかなり余裕が生まれます。

挙式後や披露宴中に「写真撮影のために席を外してもらう」のは、ゲストにとってあまり嬉しい時間ではありません。そのため、多くのゲストは少し早起きしてでも、パーティーを中断されるより事前に撮影を済ませておく方を喜んでくれるはずです。

家族写真には、グループの人数や撮りたいパターンにもよりますが、45分〜1時間ほど見ておくと安心です。ただし、だらだらと待ち時間が長くならないよう、テンポよく進めることも大切。フォトグラファーにアシスタントがいない場合は、結婚式メンバーの中から一人、「呼び出し役」を決めておきましょう。誰がいつ必要なのかを伝え、撮影が終わった人にはどこで待機してもらうかを案内できる、頼りになる人が理想です。

16:30 — 挙式会場にゲスト到着&BGMスタート

ゲストには、余裕を持って会場に到着し、自分の席を見つけてもらいましょう。その間、会場では生演奏やBGMを流しておくと、自然と雰囲気が高まり、特別な時間の始まりを感じてもらえます。受付近くにゲストブックやギフトテーブルを用意しておくのもおすすめです。披露宴会場だけに設置するよりも、挙式前のほうがゆっくりメッセージを書いてもらえることが多いからです。

挙式開始の10分ほど前になったら、ゲストの入場が続いている間に、新郎新婦は少しお水を飲んだり、軽くつまめるものを食べたり、歯を磨いたりして、最後の準備を整えましょう。準備ができたら、入場に関わるメンバー全員が並び順どおりにスタンバイできているか、改めて確認します。

17:00 — 挙式スタート!

挙式の長さは、スタイルや宗教的要素の有無によって大きく変わりますが、人前式などの宗教色のない結婚式であれば、30分以内に収まることがほとんどです。

「時間どおりに進むか不安」という場合は、あらかじめ10分程度の遅れを見込んでおきましょう。招待状には挙式開始時間をはっきり明記しておきつつ、心の中で少し余裕を持っておけば、多少予定がずれても慌てずに済みます。ゲストは久しぶりに会う友人や親族との会話や、これから始まるセレモニーに夢中なので、少しくらいの遅れにはほとんど気づきません。

17:15 — 披露宴の余興・演出スタッフ到着

ディナー中から夜のパーティーまで演奏してくれるバンドを依頼している場合、演奏開始時間の少なくとも3時間前には会場入りして、機材のセッティングとリハーサルを行う必要があります。DJの場合はもう少し短くて済むこともありますが、パフォーマンス内容によって必要な準備時間は変わります。

この時間帯は、ほかのパフォーマーやフォトブースのオペレーター、夜の披露宴に関わる重要な業者にも到着してもらうと良いタイミングです。会場の雰囲気に慣れ、食事や準備を整えたうえで本番に臨んでもらえます。

17:30 — カクテルアワー

挙式が無事に終わったら、いよいよお祝いムード全開のカクテルアワーへ。カクテルアワーは、ゲストがリラックスした雰囲気の中で久しぶりの再会を楽しめる時間です。用意したカクテルやスパークリング、ソフトドリンクを片手に、自由に会話を楽しんでもらいましょう。

先ほどお伝えしたように、家族写真などをできるだけ挙式前に撮影しておけば、このカクテルアワーの時間に、写真撮影のために席を外してもらうゲストを最小限に抑えられます。それでも、一部の親族や友人にはこの時間に追加の撮影をお願いすることになるかもしれません。その場合は、サブカメラマンがカクテルアワーの様子を撮影し、本カメラマンが別の場所でグループ写真を撮る、という体制を取ることも多いです。

歓談中の親族を集めて撮影場所まで案内するのは、実はなかなか大変な役目です。サブカメラマンがカクテルアワーの様子を撮影している場合は、結婚式メンバーの中から、声が通って責任感のある人を「集合係」に任命しておきましょう。プランニングチームの一員や、頼りになる友人などが適任です。

伝統的なスタイルの結婚式では、このカクテルアワーが挙式から披露宴への自然な橋渡しとなります。当日の雰囲気に合った音楽やサービスで、ゲストが心地よく過ごせる空間にしましょう。サービススタッフやバーテンダーはゲスト到着の前から準備万端にしておき、常にゲストに目を配れるようにしておくことが大切です。

18:00 — 披露宴会場の撮影

どんなスタイルの披露宴であっても、ゲストが入る前の「完成した会場」を写真に残しておくのはとてもおすすめです。新郎新婦はこの時間、ゲストへの挨拶や準備で忙しくしていることが多く、実は自分たちの目でゆっくり会場全体を見る時間がほとんどありません。だからこそ、誰も入っていない状態の会場写真は、後から見返したときに本当に価値のある一枚になります。

「ここだけは必ず写真に残しておきたい」という装飾やアイテムがあれば、事前にフォトグラファーチームに伝えておきましょう。撮り逃しを防ぐことができます。

18:20 — ふたりだけの時間を少しだけ

結婚式の日取りを決めてから、今日という日をどれだけ楽しみにしてきたでしょうか。その日がついにやってきて、気づけばもう一日の半分以上が過ぎています。

この節目の瞬間を、ただ慌ただしく通り過ぎてしまわないように、意識的に「ふたりだけの静かな時間」を持ってみてください。10分で構いません。ゲストやスタッフから少し離れた場所で、今日ここまでのこと、これからのことをゆっくり言葉にしてみましょう。あとから振り返ったとき、「あの時間を取っておいて本当に良かった」ときっと感じるはずです。

18:30 — ゲストを披露宴会場へご案内

ゲストを披露宴会場へご案内するスタイルは、結婚式全体の雰囲気によってさまざまです。たとえば、フォーマルな晩餐会スタイルであれば、スタッフが各グループに静かに声をかけて、自然な流れで会場へ案内するのも素敵です。もう少しカジュアルな雰囲気のパーティーなら、結婚式メンバーの中で一番盛り上げ上手な人に「そろそろディナーを始めます」と元気にアナウンスしてもらうのも良いでしょう。

どの方法を選ぶにしても、「すぐに全員が席に着く」とは考えない方が無難です。移動の途中でトイレに立ち寄ったり、知り合いに声をかけたりと、どうしても時間がかかります。その分も含めて、余裕を持ったスケジュールを組んでおきましょう。

  • 披露宴タイムライン
  • 新郎新婦入場(グランドエントランス)
  • ファーストダンス
  • 乾杯・スピーチ
  • 家族とのダンス
  • ディナー開始
  • ケーキ入刀
  • 20:30 — DJ/ライブバンドスタート
  • 22:50 — ラストダンス
  • 23:00 — 新郎新婦退場

披露宴タイムライン

披露宴の中で行う主なイベントは、多くの場合、順番を入れ替えたり時間を調整したりすることができます。自分たちのスケジュールや、当日にどんな雰囲気にしたいかに合わせて、自由に組み立てて構いません。ここでは、事前に時間をブロックしておきたい主なイベントをリストアップしました。

新郎新婦入場(グランドエントランス)

ここは、あなたたちふたりの「見せ場」です。何度もイメージトレーニングをしてきた憧れの瞬間かもしれませんし、正直なところ当日いちばん緊張する場面だと感じている方もいるでしょう。もし後者であれば、無理に派手な入場をする必要はありません。自分たちらしく、さりげなく入場するスタイルでもまったく問題ありません。ブライズメイドや友人たちが「もっと盛り上げようよ!」と提案してくることもあるかもしれませんが、主役はあくまであなたたち。自分たちが心地よいと思える入場スタイルを選んでください。

ファーストダンス

私たちとしては、ファーストダンスはディナー後に行うのがおすすめですが、「早めに済ませてあとはリラックスして過ごしたい」というカップルも多くいます。どちらのタイミングを選ぶにしても、準備時間も含めて10分ほど見ておくと、慌てずに進行できます。

乾杯・スピーチ

披露宴中に誰がスピーチをするかは、ふたり次第です。結婚式準備のどの段階にいるかにかかわらず、「この人にはぜひ話してほしい」という顔ぶれは、すでに頭の中に思い浮かんでいるのではないでしょうか。一般的には、ベストマン(新郎側の立会人)やメイド・オブ・オナー(新婦側の立会人)が、ディナー中またはディナー後にスピーチを行うことが多く、新婦の父がウェルカムスピーチをするのが伝統的なスタイルです。

全体の長さとしては、15分程度がゲストの集中力が続く目安です。それ以上長くなると、どうしても注意が散漫になりがちです。ただし、スピーチをする人が3〜5人、あるいはそれ以上になる場合は、その人数に合わせて時間を延ばしてください。

家族とのダンス

母と息子のダンス、父と娘のダンスなど、家族とのダンスシーンは、涙なしでは見られない感動の時間です。ゲストも思わず見入ってしまう、心に残るワンシーンになります。ファーストダンスと同じように、家族とのダンスにも10分ほど時間を確保しておきましょう。多くの場合、スピーチのあとに続けて行われます。

ディナー開始

ディナーの進行は、選ぶスタイルによって大きく変わります。ビュッフェ形式や立食・カクテルパーティースタイルの場合は、比較的自由度が高く、タイムラインも柔軟に調整できます。一方、コース仕立ての着席ディナーの場合は、料理の提供タイミングに合わせて進行が決まってくるため、スケジュールはややタイトになります。ケータリング担当者やウェディングプランナーは、経験から最適な流れをよく知っているので、ディナーに関してはプロの意見を優先して時間配分を決めましょう。

ケーキ入刀

ケーキ入刀は、ディナーが一段落し、ゲストがお腹に少し余裕が出てきた頃に行うのが一般的です。ディナー終了から1〜2時間後くらいが目安ですが、「甘いものは別腹!」というゲストが多い場合は、少し早めても良いかもしれません。

20:30 — DJ/ライブバンドスタート

ディナーが終わったら、いよいよダンスフロアの時間です。ここからは、少しぼんやりしたくらいがちょうどいいくらいの、楽しい思い出をたくさん作りましょう。途中でケーキ入刀やデザート、夜食タイムなどの小さなイベントを挟むこともありますが、それ以外は、ゲストが好きなドリンクを楽しみながら、思い思いに踊れる時間にしておくのがおすすめです。

22:50 — ラストダンス

結婚式の準備期間はマラソンのように長く感じますが、当日は本当にあっという間です。気づけばスポットライトの中で最後のダンスを踊りながら、「もう一度最初からやり直したい」と感じているかもしれません。少し陳腐に聞こえるかもしれませんが、本当に一日は一瞬で過ぎていきます。だからこそ、ひとつひとつの瞬間をできるだけ味わい、準備のストレスはこの時ばかりは手放してしまいましょう。

23:00 — 新郎新婦退場

ゲストにスパークラー(手持ち花火)を配ったり、華やかな花火を打ち上げたり、クラシックカーをデコレーションして映画のワンシーンのような出発シーンを作ったり——どんな形であれ、「印象的な締めくくり」を用意しておくのは素敵なアイデアです。結婚式メンバー全員の記憶に残るような、特別なラストシーンを演出してみてください。

まとめ

まとめると、完璧な結婚式当日のタイムラインを作成することは、特に挙式と披露宴を別会場・別時間で行う場合には欠かせないポイントです。しっかりとしたタイムラインがあることで、一日の流れを乱さず、すべての瞬間をスムーズにつなぐことができます。丁寧な準備とよく練られたスケジュールさえあれば、複雑に思える結婚式当日も、ストレスの少ない、心から楽しめる忘れられない一日に変わります。


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公開者

Andy Hammond

ウェディング業界で活動する、結婚式の専門家兼ライター

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