低予算でもおしゃれに叶える、 ラスティックウェディングアイデア集

• 低予算で叶えるラスティックウェディングアイデア
• ガラスボトル＆メイソンジャーのセンターピース
• グリーンをたっぷり取り入れて
• 秋婚にぴったりのラスティック節約アイデア
• ラスティックキャンドル装飾
• シンプルで甘いラスティックウェディングケーキ
• 低予算で叶えるバーンウェディングアイデア
• ラスティックなウッドサイン
• 干し草ベールのベンチシート
• 手作りで楽しむ低予算ラスティックウェディング装飾DIY
• 木製テーブルナンバー
• かすみ草だけのナチュラルブーケ

低予算で叶えるラスティックウェディングアイデア

プロのウェディングプランナーがいなくても大丈夫。シンプルなのに完成度の高いラスティック装飾のアイデアをご紹介します。

ガラスボトル＆メイソンジャーのセンターピース

ラスティックな雰囲気づくりに欠かせないのがメイソンジャー。そこにレトロなガラスボトルを組み合わせれば、さらに世界観が深まります。高さの違う野の花やグリーンをそれぞれに活けるだけで、ロングテーブルにずらりと並べても、会場のあちこちに散りばめても絵になる、簡単DIYセンターピースの完成です。

より本格的なラスティック感を出しつつ、上手に節約したいなら、できるだけ多くの瓶やボトルをリサイクルショップやフリマなどで探してみましょう。最近はヴィンテージ風のガラス雑貨もネットでお手頃に買えますが、自分で「これだ」と思う一点物を見つける楽しさは格別です。それに、メイソンジャーを使った装飾やラスティックウェディングは、あえて揃えすぎないのが魅力。全体のテーマに合っていれば、少しずつ形や色が違っていても、それが味わいになります。

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グリーンをたっぷり取り入れて

予算を抑えてラスティックウェディングをしたいおふたりの強い味方がグリーン（葉物）です。手軽でリーズナブルなのに、しっかりと存在感を出してくれて、空間にフレッシュさを運んでくれます。流れるように垂れ下がるリーフや、さりげない葉のアクセント、木製のテーブルに長く連ねたガーランドなど、どんな形で取り入れても、少しの工夫でぐっと印象的なコーディネートになります。

結婚式全体にさわやかさを行き渡らせたいなら、装飾のあちこちにグリーンを散りばめてみましょう。いちばん取り入れやすいのはブーケ。さまざまな種類の葉と濃淡の違うグリーンでまとめると、今っぽくて洗練された印象になります。また、チェア装飾やラスティックなウェディングサイン、バージンロードのデコレーションにも、フレッシュな葉やツルをたっぷり垂らせば、ナチュラルで温かみのある雰囲気に仕上がります。

秋婚にぴったりのラスティック節約アイデア

秋のぬくもりを感じるラスティックなひと工夫で、結婚式の日取りに季節感を添えましょう。

ラスティックキャンドル装飾

季節を問わず、キャンドルは心地よく親密な空気をつくるのにぴったりのアイテム。灯りがともるだけで、ゲストもどこかほっとして、少しロマンチックな気分になります。特に秋のラスティックウェディングとは相性抜群。しかもキャンドル自体は比較的リーズナブルで、周りの装飾もDIYしやすいのが魅力です。さらに節約したいなら、キャンドルそのものを手作りしてみるのも一案です。

細長いテーパーキャンドルは、キャンドルスタンドやキャンドルホルダーをあえてバラバラに組み合わせて並べると、テーブル装飾の主役に。太くて背の低いキャンドルは、ジュート（麻布）を巻きつけたり、ジャーに入れたりするだけで、ぐっとラスティックな雰囲気になります。

シンプルで甘いラスティックウェディングケーキ

ラスティックなウェディングケーキは今や定番の人気スタイルで、秋婚との相性もとても良いデザインです。スポンジが少し見えるネイキッドケーキに、ドライグリーンを波のようにあしらったものや、秋らしいフィリングとフルーツをたっぷりサンドして、今にも崩れそうなほど重ねたケーキなど…。秋らしいケーキは、カントリーな雰囲気のラスティックウェディングの世界観を一気につくり上げてくれます。

秋のウェディングケーキは、あえてラフで素朴な仕上げにすることが多いため、凝ったデザインに比べて技術的なハードルが低く、予算も抑えやすいのがメリットです。DIYが得意で本格的にチャレンジしてみたいなら、自分たちでケーキ作りに挑戦するのも不可能ではありません。

低予算で叶えるバーンウェディングアイデア

バーン（納屋・倉庫）を改装した会場は、ラスティックな結婚式の挙式や披露パーティーに理想的な背景を与えてくれます。ここでは、そんな会場の雰囲気をより引き立てる、少しユニークなアイデアをご紹介します。

ラスティックなウッドサイン

暖かい季節にバーン会場を貸し切れば、朝から晩まで自然の中で過ごせる贅沢な一日になります。ゲストが自由に行き来できるのは楽しい反面、どこに何があるのか迷ってしまう人も出てくるはず。そこで活躍するのがラスティックテイストのウェディングサインです。屋外スペースのある結婚式やバーンウェディングとは相性抜群で、木製や黒板風のサインにふたりからのメッセージや案内を書けば、見るたびに思わず笑顔になるはず。シンプルながらデザインにこだわったラスティックサインがあれば、ゲストが移動するたびに世界観や雰囲気を自然とつなげてくれます。

干し草ベールのベンチシート

干し草の俵を並べて、上から白い布や厚手のチェック柄ブランケットをかけたシートは、まさにラスティックなバーンウェディングの象徴的な光景。レンタル家具を借りるよりも予算を抑えられることが多いのも魅力です。ただし、干し草はそのままだとチクチクするので、どんな布を使う場合でも、しっかりと全体を覆うようにカバーするのがポイント。ドレスやショートパンツのゲストがいても安心して座ってもらえます。

手作りで楽しむ低予算ラスティックウェディング装飾DIY

当日に向けて簡単に手作りできる、低予算ラスティックウェディングアイデアをいくつかご紹介します。

木製テーブルナンバー

ノコギリと丸太や小さな木片さえあれば、味わいのあるテーブル名札やテーブルナンバーを意外と簡単に作れます。もっともシンプルなのは、小さな木のブロックを用意して、上部に細い切り込みを入れる方法。そこに厚手の紙やカードを差し込んで、テーブル番号を印刷しておけば完成です。あるいは、薄い木の板に直接ペイントでテーブル名やナンバーを書き入れ、結婚式のテーマに合わせたデザインで仕上げるのも素敵です。

かすみ草だけのナチュラルブーケ

シンプルなかすみ草のブーケは、どんなスタイルの結婚式にも合わせやすく、特にラスティックなパーティーにはふんわりとした幻想的な雰囲気を添えてくれます。ブーケをかすみ草だけでまとめるなら、自分で束ねるのも難しくありません。束ねたかすみ草の茎を同じ長さにカットして、細めの麻ひもでぎゅっと巻いたり、ジュートとレースを重ねて巻いてあげると、より表情豊かなブーケになります。

ここでご紹介した「低予算ラスティックウェディングアイデア」は、自然の温もりを感じるチャーミングな結婚式が、無理のない予算でも十分に叶えられることを教えてくれます。肩ひじ張らず、あたたかく、ラスティックならではのさりげない上質感に包まれた空間で、おふたりのラブストーリーを紡いでいきましょう。予算をしっかり意識しながらも、心に残る一日をつくることは十分可能です。