お手頃価格でウェディングドレスを見つけるための ベストな探し方・賢い選び方
これまでに世界中の何万組ものカップルの理想の結婚式づくりをお手伝いしてきました!
理想のウェディングドレスは、高額でなくても手に入ります
花嫁でいられる時間は、「夢みたい」と思うほど特別で、一生に一度の瞬間。ずっと憧れてきたその日、視線はすべて自分に集まり、主役としてスポットライトを浴び続けます。だからこそ、存在感のあるドラマチックなドレスを選びたくなりますよね。自分らしさを表現し、何年後に結婚式の写真を見返しても心からときめくような一着を。でも、ブライダルドレスはどうしても高額になりがちで、予算に余裕がないと「理想の花嫁スタイルなんて無理かも」と感じてしまうことも。そんな中でも、デザイン性も着心地も妥協せずに、手の届く価格のウェディングドレスを選ぶ方法はたくさんあります。ここでは、その具体的なコツをたっぷりご紹介します。
ブライダルファッションの世界には、あなたのイメージと予算のどちらにも寄り添ってくれる選択肢が、実はたくさん隠れています。サンプルセールやトランクショー、委託販売のショップやオンラインマーケットまで、上手に探せば「手頃な価格」と「とびきりの美しさ」を両立できるドレスに出会えます。
自分らしさを完璧に表現してくれる一着なのに、結婚式のほかの大切なアイテムのための予算もきちんと残せる──そんなドレスをまとってバージンロードを歩く姿を思い描いてみてください。王道のブライダルショップだけでなく、リーズナブルで素敵なドレスを扱う少し意外なショップも巡りながら、「運命の一着」を探す時間そのものを楽しんでみましょう。
ぜひ「セカンドハンド(中古)ドレス」の魅力にも目を向けてみてください。ヴィンテージショップやオンラインのリユースサイトでは、前の持ち主に大切に着られてきた、とっておきの一着に出会えることも少なくありません。そこに込められたストーリーや温もりが、あなたの特別な一日に、さらに深い意味を添えてくれます。
そして、シンプルさの力を侮らないでください。ミニマルでタイムレスなデザインは、華やかな装飾たっぷりのドレスに負けないほど、ため息が出るほど美しいものです。自分の感性にしっくりくるシルエットやディテールに注目して選べば、派手な装飾がなくても、十分に印象的なスタイルが完成します。
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PLANNING . WEDDING — は覚えやすく、とても簡単にお使いいただけます。
- 予算内でウェディングドレスを見つけるコツ
- ウェディングドレスをレンタルする
- 決めた予算は超えない
- あえてシンプルを選ぶ
- 「既製ドレス(オフ・ザ・ラック)」を狙う
- トランクショー情報をこまめにチェック
- リユース・中古のブライダルドレスをチェック
- 大手量販店のブライダルラインも選択肢に
予算内でウェディングドレスを見つけるコツ
大切な一日を特別なものにするために、無理をしてまで予算を使い切る必要はありません。ここでは、賢く節約しながらウェディングドレスを選ぶための、具体的なアイデアをご紹介します。
ウェディングドレスをレンタルする
まずご紹介したいのが、予算を抑えてウェディングドレスを探すうえで、私たちがとくにおすすめしたい方法「レンタル」です(どうしても手元に残したいという方には向かないかもしれませんが…)。レンタルなら、着用後にドレスを返却する必要がありますが、よく考えてみると、同じドレスをもう一度着る機会はほとんどありませんよね。それなら、購入では手が届かないようなデザイナーズドレスを、レンタルで思い切り楽しんでみるのも素敵な選択です。
オンラインのウェディングドレスレンタルショップは数多くあり、エリアによっては実店舗のレンタルサロンも充実しています。
あなたの予算内訳を確認する
決めた予算は超えない
ウェディングドレス探しを始める前に、ほかの結婚式費用と同じように、「いくらまでなら出せるのか」を明確にしておくことがとても大切です。
信頼できるブライダルショップのスタイリストであれば、最初にドレスの予算を確認し、その範囲内で提案してくれます。もし聞かれなかった場合は、自分から「予算を意識して選びたい」としっかり伝えましょう。
ウェディングドレスにどのくらいの金額を割り当てるべきか迷っているなら、ぜひ結婚式の予算内訳ガイドをチェックしてみてください。結婚式全体の費用配分の目安が詳しく紹介されており、その中で、ドレスを含むブライダル関連には総予算のおよそ10%を見ておくとよいとされています。絶対的なルールではありませんが、ウェディングドレス選びの予算感をつかむうえで、ひとつの目安になるはずです。
あえてシンプルを選ぶ
言うまでもありませんが、デザインが凝っていて装飾が多いほど、ドレスの価格は高くなりがちです。ただ、シンプルなウェディングドレス=地味、というわけでは決してありません。お直しのプロの手にかかれば、プレーンなチュールのボリュームドレスも、まるでプリンセスのような洗練シルエットに生まれ変わります。どのみちどんなウェディングドレスでもサイズ直しは必要になるので、そのタイミングでレースを足したり、ウエストラインを変えたりと、少しアレンジを加えてもらうのもおすすめです。人気デザイナーに一からオーダーするより、驚くほどリーズナブルに「自分だけの一着」に近づけられます。
実は今、シンプルで肩ひじ張らないウェディングドレスがトレンドになっています。ナチュラルで抜け感のあるボーホー風ウェディングドレスなど、花嫁自身の普段のスタイルに寄り添うデザインが人気で、「非日常すぎる花嫁スタイルはちょっと苦手」という方にもぴったりです。
「既製ドレス(オフ・ザ・ラック)」を狙う
お手頃なウェディングドレスを探すなら、昔から狙い目なのが「オフ・ザ・ラック」と呼ばれる既製ドレスです。ショップの奥にある、すぐに持ち帰れるサンプルドレスのラックをイメージしてみてください。これらは、デザイナー側で再注文が終了しているサンプル品であることが多く、その分、お得な価格で販売されています。「セールラック」という響きに抵抗を感じる方もいますが、有名ブランドや人気デザイナーのドレスを、驚くほどお得に手に入れられる、実はとても賢い選択肢です。
既製ドレスは、基本的にその場ですぐに持ち帰れるのも大きな魅力。納品を待つ不安から解放され、自宅のクローゼットにきちんと保管しておける安心感があります。さらに先ほども触れたように、どのウェディングドレスもお直しは必須。もし気になる部分が少しあっても、プロに手を入れてもらえばOKです。結果として、フルオーダーに近い特別感のある一着を、一般的なブライダルブランドよりずっと抑えた価格で手に入れることができます。
トランクショー情報をこまめにチェック
トランクショーは、「急いでいない」「このブランドのドレスが着たい」など、こだわりがある花嫁にぴったりのイベントです。多くのデザイナーは新作コレクションを宣伝するために、期間限定でショップにまとめて送り出しますが、その際に花嫁向けの特別割引が用意されることがあります。割引率は10〜15%ほどが一般的で、普段のお買い物では大きく感じないかもしれませんが、高額になりがちなウェディングドレスでは、かなりの節約につながります。
「このデザイナーのドレスが着たい」と決めているなら、まずは公式サイトの取扱店リストをチェックし、各ショップのSNSもフォローしておきましょう。トランクショーの予定表が載っていない場合でも、情報が更新されたときに見逃さずに済みます。ブランドにそこまでこだわらず、とにかく予算内で素敵なドレスを見つけたいという方は、近くのブライダルショップに問い合わせて、次回のイベント予定を聞いてみてください。もしかしたら、あなた好みのボヘミアンテイストのドレスが、近いうちにあなたの街にやって来るかもしれません。
リユース・中古のブライダルドレスをチェック
最近は「中古のウェディングドレス」を選ぶ花嫁も増えています。予算を抑えられるのはもちろん、環境への負担を減らしたいという思いから選ぶ方も多くいます。先ほども触れましたが、ウェディングドレスは一度きりの着用になることがほとんど。それなら、自分だけのために新品を仕立てる必要があるのか、一度立ち止まって考えてみるのも良いかもしれません。
オンラインには、リユースブライダル専門のサイトがいくつもあり、一般的なリサイクルショップよりも、状態が良く、センスの良いドレスが揃っていることが多いです。中には、元の販売価格から40%以上値引きされているドレスもあり、賢く選べばとてもお得に憧れの一着を手に入れられます。
大手量販店のブライダルラインも選択肢に
いわゆる「王道のブライダルショップ」での試着体験にあまり魅力を感じないなら、大手量販店が展開しているお手頃なウェディングドレスコレクションをチェックしてみるのもおすすめです。Lulus、ASOS、J.Crew、H&M など、さまざまなブランドが結婚式向けラインを展開しており、カジュアルなパーティーからフォーマルな挙式まで、幅広いテイストに合う驚くほどリーズナブルなドレスが見つかることもあります。専門のブライダルサロンに比べると品質や仕立て、サイズ展開は劣る場合がありますが、「価格重視」で探したい方には魅力的な選択肢です。
こうしたショップは、ブライズメイドドレスを探すのにもぴったり。普段使いもできるデザインが多いので、「結婚式のあともワンピースとして着たい」というゲストにも喜ばれます。たとえば、David's Bridal のような伝統的なブライズメイドドレスより、トレンド感のある一着が見つかりやすいでしょう。
一方で、プラスサイズのウェディングドレスをオンラインの量販店で購入することは、あまりおすすめできません。曲線美をきれいに見せるには、より高度なパターンと縫製技術が必要だからです。H&M などでもプラスサイズ向けのドレスラインがある場合はありますが、ボディをしっかり支える構造が不十分なことが多く、「一番きれいな自分」でいられる一着に出会える可能性は高くありません。
モダンで個性的なデザインに惹かれる方も、クラシカルで上品なスタイルが好きな方も、大切なのは、固定観念にとらわれず、じっくり見極めながら探すこと。お手頃なウェディングドレスの世界を上手に歩き回れば、あなたの理想にぴったり寄り添う一着に出会えるだけでなく、結婚式当日を「魔法のように幸せで、しかもお金の不安が少ない一日」にすることができます。
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