結婚式の
挙式用座席表
これまでに世界中の何万組ものカップルの理想の結婚式づくりをお手伝いしてきました!
すべてのゲストに指定席を用意しないとしても、挙式ではVIPゲストの席だけはしっかり決めておくと安心です。
ゲストリストづくりに時間をかけて、披露宴の座席表も何度も見直しながらベストな配置を考えてきたカップルなら、「これで座席の心配は終わり!」と思いたくなるかもしれません。でも、実はもうひとつ大切なシーンがあります。それが挙式です。とはいえ、良い結婚式の挙式用座席表づくりは、披露宴の席次決めよりずっとシンプルに進められます。
伝統的なスタイルにきっちり沿う場合でも、自由にアレンジしたい場合でも、挙式の座席は意外と自然に形になっていきます。ただし、ある程度の「座席プラン」を用意しておくことはとても大切です。ゲストが会場に到着したとき、「自分はどのあたりに座ればいいのか」がわかるだけで、安心感がぐっと高まります。
自分たちの座席表を作成する
PLANNING . WEDDING — は覚えやすく、とても簡単にお使いいただけます。
結婚式の挙式用座席表の作り方
ここでは、伝統的な挙式でのゲストの座り方と、誓いの時間を自分たちらしくフレッシュに感じてもらうための工夫をご紹介します。
エレガントな挙式用席次表ディスプレイ
伝統的には、ゲストはバージンロードのどちら側に座る?
ゲストがどちら側に座るかは、本来は宗教によって決まります。たとえばキリスト教の異性同士の結婚式では、新婦側の家族や友人は祭壇に向かって左側、新郎側は右側に座るのが一般的です。一方、ユダヤ教の挙式ではこの配置が逆になったり、より厳格なスタイルでは男女別に分かれて座ることもあります。
座席表を作成する
伝統的な挙式では、誰がどこに座る?
挙式でのゲストの座り方の基本ルールは、「VIPから前方に座ってもらい、そこから後ろへと配置していく」ことです。ご両親・祖父母・近しい親族、そしてブライズメイドやグルームズマンなどの挙式・披露宴のメンバーは、祭壇に最も近い席に座ってもらいます(すでに祭壇に並ぶ役割がある場合を除きます)。
その次の列には、次に近しいご親族——叔父・叔母・いとこなどに座ってもらうのが一般的です。ただし、家族のかたちは本当にさまざまです。親族の人数が少なかったり、兄弟姉妹よりいとこの方がずっと仲が良くて、むしろ挙式のメンバーに入っている、ということもあるでしょう。その場合は、最前列と2列目を自由に入れ替えて、あなたたちの関係性にいちばんしっくりくる配置にして構いません。
再婚同士のご家庭など、ステップファミリーや親族が複雑な場合も、伝統にとらわれすぎず柔軟に考えて大丈夫です。海外のウェディングメディア『Brides』では、「ステップファミリーがいる場合、もっとも伝統的な並び方は、新婦の母親とそのパートナー、母方の近しい親族が最前列に座り、父親側とその親族は2列目に座る、という形です。」と紹介しています。ただし、これはあくまで一例。お母様との方が近しいと感じるならこの形でも良いですし、そうでなければ前後を入れ替えるなど、おふたりの気持ちに合う並びを優先してください。
別れた後も両親の関係が良好な場合は、最前列におふたりとも座ってもらい、その間をほかの親族やその配偶者に入ってもらう、という形もおすすめです。
挙式で「席を確保」しておいた方がいいゲストは?
挙式で誰をVIP席にするかを決めておくことは、ゲスト同士の気まずさや誤解を防ぐうえでもとても重要です。ここまで最前列と2列目について触れてきましたが、実際には、私たちのような挙式用座席表ツールを使って、前から4〜5列目くらいまでをしっかり設計しておくと安心です。
この最初の数列は、ご両親・祖父母などの近親者に加え、叔父・叔母・名付け親・いとこなど、親しい親族のために確保しておくとよいでしょう。ゲストが「ここが自分の席なんだ」と自信を持てて、ちょっとした特別感も味わってもらえる一番の方法は、その席にゲストの名前を表示しておくことです。
近親者は、いつ着席してもらう?
挙式・披露宴のメンバーではない近親者には、挙式開始の直前に席についてもらうのが理想的です。伝統的なマナーでは、一般ゲストが先に着席し、そのあとに近親者が、新郎新婦との関係が近い順に案内されて座る、とされています。
このように役割に沿って順番に着席していく伝統的なスタイルは、すべてのカップルにとって必須ではありませんが、挙式全体にフォーマルで特別な雰囲気を添えてくれます。
挙式には案内係(アッシャー)は何人必要?
案内係(アッシャー)の役割は、時代とともに大きく変わってきました。最近の結婚式では、女性ゲストも自分で席を見つけられるのが当たり前になり、昔ほど必須の役割ではなくなっています。それでも、うまく取り入れればとても温かみのある演出になり、ゲストがスムーズに着席できるという実用面でのメリットもあります。
ゲストが50名以下の小さな挙式用座席表であれば、案内係は1〜2名で十分です。100名規模なら、少なくとも2名は用意してゲストを席まで案内できるようにしておきたいところです。目安としては、ゲスト50名ごとに案内係1名を配置すると、入口付近の混雑や着席の遅れを防ぎやすくなります。
案内係は、伝統的なイメージとは違い、必ずしも全員が男性である必要はありません。大切なのは、ゲストからの質問に落ち着いて答えられ、年配の方や小さなお子さま連れのゲストを安心して席まで誘導できることです。実際に席まで付き添って案内しても、エリアを示して「このあたりにどうぞ」とお伝えする形でも構いません。
席次表づくりに役立つ、関連トピックをチェックしましょう
オンラインのウェディング・プランニング・アシスタントには、結婚式の席次表をおふたりだけでスムーズに作成できるよう設計された、本格的なツールが一式そろっています。
私たちは世界中で結婚式の準備をサポートしています。ソフトウェアをあらゆる言語でご利用いただけるよう取り組んでおり、現在は次の言語に対応しています。










